「…何冊売ったんだ?」 「ん、まだよ。テーマを見つけてるの」

CV:宝田明&星由里子、ってことで。せっかくだから何かテーマを決めて、それにあわせて本を集めて追加していってみようかな、と。尻すぼみになるであろうことは必至ですが。

最初のテーマは(というか追加しようと思って積んだ本を見てて、「テーマ」とかなんとか思いついたんですが)、「ディック ちょっと 多め」、というまるでアタリゲームズのようなノリで。ディックの作品、ディック記念賞を取った人、それからオマケでディックが絶賛した新人(当時)、という括り。1983年からスタートしたフィリップ・K・ディック記念賞、一回目の受賞者はルーディー・ラッカー。その他、今回追加しなかった作家としては、ティム・パワーズ、パット・マーフィー、スティーヴン・バクスター、それからウィリアム・ギブスンの名前もありますね。

ついでに後半にも一応テーマはあります。それは「サンリオSF文庫でシリーズものが刊行された作家」。ステイブルフォードは2つもシリーズもの刊行してもらえたんですな。良かったなあ(^^;)。

ディックで始めておいて何ですが、ピックアップはハリイ・ハリスンの(しかもシリーズもんちゃうし)「太平洋横断トンネル、万歳!」。サンリオで時間改変SFといえば、なんと言っても「パヴァーヌ」ってことになるんでしょうが、で、もちろんあちらも素晴らしいのですが、こっちはこっちで楽しい一作です。

ということでリストはこんな感じ。

ハヤカワのディック本、全体に程度が悪いのが申し訳ないところです。

さて次回のテーマなんですが、早くもネタに困ってますな(w。無難なとこで「女流作家特集」なんてとこでいこうかな、などと考えてはいるんですが、ハーレクインSFの嵐になりそうな悪寒もあったりして。