青春の記憶

ブラッドベリの「ハロウィーンがやってきた」、晶文社刊、伊藤典夫訳。1975年5月15日初版。ワシがブラッドベリの単行本を買うわけはないので、これはカミさんのコレクションであろう。なかなか渋いところをついとるな妻よ。

箱から出てきたこの本をみて、カミさんは「私の青春の一冊を商売に使うのー?」と抗議してきたわけだが敢えて言おう、そんなに大事ならそれ相応の扱いをせんかい。ワシが発掘するまで自分の青春の思い出がなんだったかも忘れてたくせに。

ま、それはそれとして武士の情けだ、「ナルニア国ものがたり」と「ゲド戦記」は売らないでおくよ。でもブラッドベリは商品扱いな。

それにしても自分の生活空間の半径2メートル以内に、あの、「たんぽぽのお酒」が8年以上に渡って眠っていたのに気がつかなかったとはうかつだな俺。