冬のさなかの水モノ大会

ということで今回は、戦記物、帆船系冒険小説主体の文庫本、68冊の追加となりました。ホーンブロワーやらボライソーやらハーフハイドやらオークショットやら、日本に剣豪あまたひしめくように、英国には海の英雄がでたらめにごろごろしておりますな。最近もジャック・オーブリーやらトマス・キッドなんて新参(オーブリーは新参じゃないけどね)者も登場してますし。番頭は初代の(リチャード)ボライソーのファンです。あと新しいところではトマス・キッドの行く末にちょっと注目しているかも。変哲もないカツラ職人が拉致られて無理矢理水兵に仕立てられたら、意外にもそれが自分に向いてる世界だったんだーと思い直す主人公、というのは無理ありまくりです(^^;)が、まあそういうのも毛色が変わってていいかも。ボライソーものなどでは2、3行の内に頭割られたり手足吹っ飛ばされてもだえ苦しむ一般水兵たちの日常が事細かく描写される序盤は結構興味深いものがありますし。まあこの先、キッドは提督にまで登り詰める予定なので、一般の水兵の描写は減っていくのでしょうけど。

ということで今回追加分のリストです。